まずは南北無能怪談の件から。
【激動・朝鮮半島】文在寅氏と金正恩氏が板門店で再会談(1/2ページ) - 産経ニュース

 【ソウル=桜井紀雄】韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は26日、南北軍事境界線がある板門店の北朝鮮側施設「統一閣」で首脳会談を実施した。韓国大統領府が発表した。トランプ米大統領が24日、シンガポールで6月12日に予定していた米朝首脳会談の中止を表明したことに対し、電撃的な南北会談によって対応策を協議し、米朝会談実現に向け協力を確認したもようだ。
 文氏と金正恩氏の会談は4月27日に板門店の韓国側施設「平和の家」で行われて以来、2回目。米朝会談が万一、流れる事態に対する両首脳の強い危機感の表れとみられる。
 大統領府によると、5月26日の会談は午後3時から約2時間行われた。大統領府は、前回の南北会談で合意した「板門店宣言の履行と米朝首脳会談の成功のため、虚心坦懐に意見を交わした」とし、会談の詳しい結果は27日午前に文氏が直接発表すると説明した。
蚊帳の外同士の怪談なので取り上げるに値しないと思いますが、米朝首脳会談の中止に焦って、南北で時間稼ぎを目的とした悪あがきといったところでしょう。最も文在寅は、トランプにも金正恩にも適当な事を吹き込んで、問題をややこしくしているだけの話と思いますがねwww一応こちらのリンクも。

(朝鮮日報日本語版) 韓米首脳会談時に兆候があった米朝首脳会談中止(朝鮮日報日本語版) - Yahoo!ニュース

要点は以下かな。

・米朝首脳会談の直後、米北南による「3カ国首脳会談」を開催する案
・国連制裁に抵触しない範囲での北朝鮮向け医療・農業支援案を提示
・核廃棄ではなく北朝鮮への報償に焦点を合わせている
・南北米3カ国が終戦宣言を一緒に行う案
・韓米首脳会談の後、ホワイトハウスはぎくしゃくした(strained)雰囲気
・韓米首脳会談で30分と予定されていた単独会談がわずか21分で終わった

どうでもいい話ですが、考えてることとして、南北統一して統一朝鮮(UNited KOrea)で、韓国も北朝鮮も存在しないという民主党理論でも考えてるのでしょうか(棒)統一朝鮮ネタで考えられることとして、制裁の解除や徳政令でなかったことにするのではないかと、邪推する人も少なくないと思われますwww


冗談はさておき、トランプも6/12の首脳会談の開催もあり得るという発言からしても、リミットは引き伸ばしていないわけです。基本的に米朝首脳会談の構図は対中戦略そのものでその背後にいるのが、米民主党となります。そういう意味でも、アメリカ中間選挙戦略の一環でもあります。

中国の構図ですが、大きく言えば3つの派閥となります。じゃあのさんのTwitterの内容を紹介します。

カミカゼじゃあのさん「いま中国は分裂状態。相関図を使って解説」「民主党のせいで習近平という怪物が生まれた」 / 正義の見方

あとはこちらのツイートも紹介。
ここで次の記事も紹介します。

陛下、中国・李克強首相とご懇談 - 産経ニュース

次の国家主席という話かは不明ですが、元々は習近平自体は政治的に強いわけでもないし、去年の共産党大会で実権を握ったというより、今後の状況からも、面倒事は避けたいので、習近平の支持勢力に前面に立たせたというのが実情と見ています。

そして軍事的にも瀋陽には勝てないし、北朝鮮が北京に核を向けてる状況からして、現状だと習近平は北朝鮮には逆らえないというのが現状とも言えます。

北朝鮮・核ミサイルの標的は「北京」(SBCr Online)

この前提で考えた場合、以下のニュースの持つ意味が少し変わってきます。
米韓首脳会談、文氏「仲介」は完全失敗 トランプ氏は中朝会談に「失望」怒り押し殺し…米朝会談中止も (1/2ページ) - zakzak

 トランプ氏の批判は、北朝鮮に急接近している中国にも及んだ。今月7、8日に中国・大連で行われた習近平国家主席と正恩氏による2回目の中朝首脳会談について、トランプ氏は「少し失望している。なぜなら、正恩氏の態度に変化があったからだ」と怒りを押し殺した。
金正恩の態度が変わったというより、習近平の煮えきれない対応に失望しているというメッセージのように思えるわけです。米中の貿易交渉やZTE関係の話(イラン関係)もあるので、これらは全て連動していると見ていいでしょう。

物事には表と裏があるわけですが、米民主党や江沢民派というのが鍵となるし、米国中間選挙という目線も必要になると思います。米朝首脳会談というのは、外交のように見えますが、「米中の内政問題という代理戦争の舞台である」の一面も重要だと思います。


最早、南北首脳会談の話ですらないのですが、あとは簡単にコメントでww

日露首脳会談の件。
北方領で新事業、日露合意へ…ウニ・イチゴなど : 政治 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

 【モスクワ=池田慶太、畑武尊】安倍首相は26日午後(日本時間同日夜)、モスクワのクレムリン(大統領府)でプーチン露大統領と会談した。
 北方領土での共同経済活動として、ウニの養殖とイチゴの温室栽培を事業化するため、現地に官民調査団を派遣することで合意する見通しだ。北朝鮮問題も議題となり、首相は完全な核廃棄の実現に向けて緊密な連携を呼びかける。
 両首脳の会談は通算21回目。3月の大統領選でプーチン氏が再選されて以降は初めてとなる。
 首相は会談冒頭、「4島における共同経済活動、元島民の人道的措置について具体的な進展がみられる。この会談でさらに弾みを付けたい」と語った。
日露首脳会談の件ですが、北朝鮮の非核化の実現においてロシアの協力、もしくは黙認を取り付けないといけないことからも、北方領土の共同経済活動を通じて、領土問題について一定の進展を取り付けないといけないというのが実情だと思います。軍事作戦が取れない以上、反日勢力からの支援を排除するためにも、共同経済活動は重要だと思うし、そういった意図もあると思います。


加計学園の件。
【加計学園問題】加計「首相との面会なし」「担当者が愛媛県に誤った情報を伝えた」 学園が面会否定のコメント(1/2ページ) - 産経ニュース

 学校法人「加計学園」は26日、愛媛県今治市への獣医学部新設に関し、安倍晋三首相と学園の加計孝太郎理事長が平成27年2月に面会したとの記載がある同県の新文書について「当時の担当者が実際にはなかった総理と理事長の面会を引き合いに出し、県と市に誤った情報を与えた」とのコメントを発表した。両氏の面会については、首相も学園側も事実を否定していた。
 学園側は、誤った情報を伝えた理由について「獣医学部設置の動きが一時停滞していた時期であり、何らかの打開策を探していた」と説明。その上で「担当者の不適切な発言が関係者の皆さまに迷惑を掛け、深くおわびする」と陳謝した。
首相の意向??の正体としては、停滞を招いていた状況の打開するために誤った情報が流されていていたというだけの話でしかないです。安倍首相が不正を行ってたというのはあり得ない話で、お金を渡してた人とお金関係なく動いてた人の認識の差でしかないと思いますwww


続いては女性省の件。
女性省設置を提言=参院自民:時事ドットコム

 参院自民党は24日の政策審議会で、女性省の設置を柱とする内政と外交の国家ビジョンをまとめた。近く政府に提言する。
 内閣府や厚生労働省などに分散している女性政策の部署を統合して女性省を設置するよう主張。日本の排他的経済水域(EEZ)の権益確保のため、EEZ管轄権行使法の制定も打ち出した。
女性省の設置については反対意見は少なくないと思います。フェミの問題もあるしね。現状だと提言レベルですし、メリットもデメリットもある話なので、静観したほうがいいと思います。フェミ利権の強化なら論外ですが、既存の枠組みを潰すためには、別の箱を用意するというのは一理あると思います。弁護士会も一緒なんだけど、権限が歪んでるなら、別の方法を検討するのは悪い選択肢ではないと思います。

適材適所とも言いますし、個人的には女性省の設置を実現するのであれば、国際感覚も考慮すると、小野田議員を軸に置くことがベストだと思います。分散している機能を集約させて、箱を作り変えるという意味でも、可能性を排除しないほうがいいと思います。


最後に森友問題について、以下のまとめを紹介します。

織部ゆたか さんによる「近畿財務局、モンスタークレーマー籠池相手にかく戦えり」&「財務省、近畿財務局との内紛勃発までの経緯」 - Togetter