まずはこちらの話題から。
【森友文書】証人喚問の佐川宣寿前国税庁長官「執務中はいつもピリピリ」(1/3ページ) - 産経ニュース

財務省による学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書の改竄(かいざん)問題をめぐり、佐川宣寿(のぶひさ)前国税庁長官(60)が27日、証人喚問に臨む。財務省は「改竄は理財局の一部職員が佐川氏の国会答弁との整合性を取るために行った」と説明しており、佐川氏がどこまで真相を語るかが焦点となる。渦中の佐川氏とは一体どんな人物なのか。

佐川氏は部下に厳しい一方、上司や政治家に忠実な態度で知られた。ある財務省幹部は「執務中はいつもピリピリしていて部下や後輩からすればとっつきにくい性格」と話した。また、過去に税制改正で佐川氏と直接やりとりがあったという与党議員も「手法にやや強引なところがあり、権力をふるいやすいタイプに見えた」と振り返る。

「マスコミ嫌い」(財務省関係者)でも知られた。平成11年7月に広報室長に就いたが、本来、マスコミと良好な関係を築き、その後も情報交換などで長い付き合いをする人が多い中、佐川氏は記者とは距離を置いた。

(中略)

佐川氏は、文書改竄問題で国会運営に混乱を招いた責任を取って、3月9日付で国税庁長官を辞任した。同期の福田次官に辞任を報告した際の改竄に関する聞き取り調査に対し「具体的にどのように関与したかについては、刑事訴追の可能性もあるので差し控えたい」としか答えなかった。

今日、佐川氏の証人喚問ですね。とはいっても、佐川氏を追及しても、多分何も出てこないと思います。


ある意味、文書の書き換えというより、不適切な決裁文書であったということが正しいように思います。恐らく、佐川氏はこういった文書の内容を知らずに国会で答弁した可能性が高いと思います。ここでおさらいでもしときます。過去記事でも・・・。
不適切な決裁文書問題|ぱよぱよ日記

ここで文書を書き換えた原因はマスコミの報道が原因となります。肝心なことを報道しないで、偏った一部だけを報道しているというか、解決させないことを目的で意図的に動いていることから、いろんな意味で始末が悪いわけですね。

【速報】財務省・太田理財局長が再び明言 「文書書き換えの原因はマスコミ報道」 | 保守速報

太田理財局長
「基本的には2月3月の国会答弁があって、国会答弁があるんですが、それは答弁自体が必ずしも丁寧さを欠いていたかも知れませんし、あるいは、その答弁を私自身も今国会でご答弁をさせて頂いて、それ自分の答弁が下手だと、あるいは上手ではないと言われればその通りだと思っておりますけれども、

自分なりにはこう思って答弁させて頂いた事が、報道においては、それは新聞でいけば字数、TVでいけば時間に限りがある中で、一部が報道され必ずしも本意が伝わっていないと。

そういう報道を元に次の質問が始まるという事になる訳ですから、そういう事も気にして、あるいは、そういう報道をもとにまた次の議論の展開、あるいは次の質問ということも踏まえて、あるいは気にして、そういう中で、そういう事をしてはいけないという事でありますが、そういう事を気にして決裁文書の書き換えをしてしまったという事だというふうに私共としては認識をしておるという事でございます。」

あとはこちらの記事も紹介しておきます。

【森友文書】財務省「官邸も麻生氏も指示、関知せず」 参院予算委 首相、組織の立て直しの決意表明 - 産経ニュース

そもそも決裁文書については、官邸も麻生氏どころか、文書の詳細については理財局長なども把握していないだろうし、指示も関知することも難しいと思います。


財務省の調査結果で書き換えが行われた決裁文書は以下の通りです。
1.貸付決議書(平成27年4月28日、5月27日)
2.売払決議書(平成28年6月14日)
3.特例承認の決裁文書(平成27年2月4日、4月30日)

佐川氏の理財局長の期間は2016年(平成28年)6月17日 - 2017年(平成29年)7月5日となります。

理財局 – Wikipedia

佐川氏だけではなく、前の理財局長の迫田氏もこの決裁文書の詳細までは把握していたとは思えないです。佐川氏の答弁もきちんと報告がされていない状態で答弁した可能性が高いと思います。ここまでの事態を招くとは当時は予想していなかっただろうし、今回書き換えについても、決裁文書として価格決定に不要な情報を、後々面倒臭くなることと、答弁との整合性も兼ねて削除したといったところでしょう。

佐川氏が知っているのは、決裁文書の書き換えが行われているのを黙認してたくらいのような気がします。但し、誰がやったかということについては、佐川氏の口からは出ない可能性が高いと思います。佐川氏は答弁で国会運営に混乱を招いて、当時の理財局のトップとして責任を取って辞任したことからも、それ以上を語るのも酷な気がします。

佐川氏の人柄について記事を見る限りでは、実務は有能、人付き合いみたいなものは得意ではないタイプなんだと思います。いい意味でも悪い意味でも職務に忠実で、自分と同じ水準を相手に求めるタイプでもあり、人付き合いが得意ではないタイプなので、相手を理解するというのも難しいといった感じでとっつきにくい人と思われます。

そういう意味でも、証人喚問で何を喋るのかは気になる部分ではありますが、偽証する必要もなく、個人攻撃をするタイプでもないことから、刑事訴追の可能性を考慮しても、話せることはないような気がしますね。とはいっても、大阪地検というか、検察というのも立証ではなく、脚本作りがお仕事なだけに信用出来ないというか、財務省と朝日新聞と大阪地検がグルの可能性もあることから、話が面倒にさせてるといった問題もあるわけです。


あとは野党のどうでもいい反応集。リンクのみ。

反町キャスター「大阪拘置所行く意味あった?」→ 逢坂誠二「籠池さんを多くの方が心配をしていたわけですから…」 | Share News Japan

カンニング竹山「詐欺罪で拘留されてる籠池から嘘はいかん!と言われ納得して帰る野党議員。マジか!」 | Share News Japan

福山哲郎議員の発言にツッコミ殺到…「総理!あの〜…いつまでこれ(森友問題)をやってるんですか!?」 | Share News Japan

【短距離ブーメラン】福島みずほ「籠池氏は昭恵夫人が『いい土地』と言ったと主張してる!伝聞は証拠にならない!」→ 安倍総理 「籠池氏の伝聞をされてますね…」 | Share News Japan

増子輝彦「近畿財務局内では『安倍事案』と呼ばれていたと報道(しんぶん赤旗)が一部ある。事実か?」→ 太田局長「ない」 | Share News Japan

【籠池氏接見】福島議員、森議員「(籠池氏)嘘はあかん、嘘を言ったらあかん。国策留置だ。早く出たい」と → 八代英輝「野党は何を伝えたかったの?」 | Share News Japan

最早バカバカしい話なんだけど、補助金詐欺罪で逮捕されてる人に話を聞く意味もわからないし、「ウソを言ったらあかん」とか言われて納得する連中も頭おかしいし、何を信じているのかというのがよく分かりません。。。ホント、この人の発言を最後の砦にしている地点で、どれだけの立証能力があるんだろうか(棒)

所謂反日行為というもの全般の話になりますが、証言以外の証拠はなく、物的証拠といっても裏付けのない文書シリーズが蔓延しており、殆どが冤罪を作り出すための構図にしかなっていないわけですね。某新聞については、「エビデンス? ねーよそんなもん」扱いですし、このことからしても、証拠ではなく結論ありきで動いてるだけの話で、悪魔の証明を突きつけるという構図を延々とやって、疑念を抱かせるという手口となっておりますので、マトモに付き合っても時間の無駄ですし、分かりやすい形で締めるしか解決先はないと思います。