今日は短めです。

以下の記事を紹介します。

【正論3月号】暗殺におびえる習近平国家主席の胸算用 関係最悪の北朝鮮には震える? 河添恵子(1/4ページ) - 産経ニュース

ある程度、中国内部と北朝鮮と力学が見えてくるかと思います。習近平の本音は以下にあると思います。

・意のままにならない金正恩体制を、米国の軍事力で崩壊させたい
・米国の軍事力が中国との国境まで配備されることを防ぐ
・数百万人の難民が中国になだれ込むことを阻止
・北朝鮮が新体制になった後には、核・ミサイル開発と量産を習一派の軍と連携
・朝鮮半島を連邦制にして傀儡政権で操るなど

そして、北朝鮮の非核化に対して、非現実的とサジを投げており、独裁が機能し、スパイを潜り込ませることが困難な金正恩体制に習政権はお手上げ状態にあるといえます。北朝鮮問題は中国の問題であって、中国内部の権力闘争の代理の場所といったところになります。そして旧瀋陽軍区は中国最強の部隊とされております。

【野口裕之の軍事情勢】習近平氏が人民解放軍「瀋陽軍区」に怯えている! 核の原料・技術を平壌に流す?最精強集団(1/8ページ) - 産経ニュース

【野口裕之の軍事情勢】北朝鮮と手を握る中国「瀋陽軍区」での大演習は北牽制にあらず! 対北密輸の隠れ蓑だ!!(1/10ページ) - 産経ニュース

習近平も瀋陽軍区に苦慮をして、軍改編によって北部戦区として改編したわけですが、実態を見れば失敗して、逆に拡大を許した形になったようにも思えます。

習近平政権による軍改編の"失敗"と北朝鮮

とはいっても、江沢民派とされる上海閥は弱体化したことのもあって、江沢民派を瀋陽に集めたような形になっているともいえます。

中国・次期首相候補が電撃失脚、習近平の完全独裁体制へ…子飼いが要職独占、政敵逮捕の嵐 | ビジネスジャーナル

弱体化が指摘される“上海閥”|徹底解剖!中国共産党大会|NHK NEWS WEB

アメリカとしても、最大のリスクは中国という認識でいるけど、北朝鮮の非核化への突破口が見つからないということは、派閥関係なく、中国のチャンスともいえるわけです。そうなれば、中国としては日本を近くに置きたい(米国との距離を離したい)といった動きもありますので、こういった動きも要注意と思います。


北朝鮮の仮想敵は中国であるのと同時に、北朝鮮の背後に瀋陽がいるのと、香港についても江沢民派が支配していることからしても、習近平として出来る選択肢が少ないのも実情で、江沢民派とクリントンが繋がってることも河添氏は示唆しております。
クリントン候補を操る中国マネー、河添恵子氏が語る中国と米民主党との協力関係 | ニッポン小誌

クリントン政権と中国江沢民派

98年、クリントン大統領は米国財界人約2000人を伴って訪中している。
この時、米ファーストフード系や様々な利権を江沢民派と分け合い、双方は相当に潤っていると言われている。
このように、米民主党やクリントン政権、彼等のバックのウォール街は、江沢民派と持ちつ持たれつの関係であり、米国内でも周知の事実となっているということだ。

中国の戦略

以前の記事でも書いたが、中華人民共和国は大東亜戦争後に米国と旧ソ連によって建国された国家である。
コミンテルンとユダヤ人が指導したという点では、ルーズベルト政権(これも民主党)下の米国も旧ソ連の影響を受けていたことを考えると、この三国は親和性が高いと言えるのかも知れない。

「米民主党やクリントン政権、彼等のバックのウォール街は、江沢民派と持ちつ持たれつの関係であり、米国内でも周知の事実となっている」というのが一つのポイントで、それと戦ってるのが、トランプであり習近平でもあるという構図ともいえます。そして重要な要素として、習近平にしても、日米の価値観は一定のレベルで共有は可能な話ですが、中国との価値観については相容れられないところが問題を複雑化させているわけですね。

奇襲攻撃については、以下のように書いてます。
 ただ、北朝鮮情勢の今後について、「平昌五輪閉幕後に、米国が斬首作戦を実行」などの説も飛び交う一方で、「奇襲攻撃は非現実的」との論調も目立つ。とすれば、袋小路に迷い込まれた感があるのは米中なのかもしれない。

実際問題、「奇襲攻撃は非現実的」であるのと同時に、「平昌五輪閉幕後に、米国が斬首作戦を実行」というのは並列で存在すると思います。奇襲攻撃のタイミングは、ヒラマサ閉幕~パラリンピック開会前の間くらいしか条件の出揃う時期はないんだよね。どっちに転ぶかは分かりませんが、事態が緊迫していることからしても、安倍首相の平昌五輪開会式の件にも関連しているように思います。直接的な対応を取れば、便衣兵のリスクが大きくなることから、平昌の関係で在韓邦人もいい加減空気読んでくれと訴えたいように思うのは自分だけかwww


続いてはこちら。
【日韓合意】自民・二階俊博幹事長「『1ミリも動かさない交渉』に国の将来を任せられるか」日本政府の対応に疑問 - 産経ニュース

自民党の二階俊博幹事長は2日のBS朝日番組で、慰安婦問題に関する日韓合意をめぐり、菅義偉官房長官が「国と国の約束で1ミリも動かさない」と述べたことについて「1ミリも動かさないといったら、そんな交渉に国の将来を任せられるか」と疑問を呈した。

二階氏は、韓国の文在寅大統領が日韓合意に否定的な見解を示していることについて「先鋭的に(日本側と)ケンカ腰で話をしていこうということはないと思う」と強調した。今後の日韓関係については「ケンカしていいことなど、あるわけない。仲良くする以外ない」とも述べた。

二階氏は出演後、記者団に「国のトップが1ミリも動かさないといったら何も動かない。『1ミリ』はちょっとなかろう」と述べ、日本政府の姿勢に重ねて疑義を呈した。

2Fは寝業師なので、額面通りには受け取れないと思うんだけどね。安倍首相が要職につけてる理由として考えられる理由としては、河野外相と意味合い的に近いような気がします。一定の警戒は必要だけど、実務面では有能な人物だしリスクヘッジも出来るといった要因もあるかもしれませんね。「『1ミリ』はちょっとなかろう」というのは正論で、日本政府として1ミリを動かす選択肢として、マネージ不能といった1ミリも存在するわけですしねwww2Fは面倒見のいい利権屋であって、翁長も似たような要素があるかもしれません。

個人的には「ケンカしていいことなど、あるわけない。仲良くする以外ない」というのは一理あって、仲良くするための手段がどこにあるかという話に尽きる。実態を考えたら、喧嘩などしないで、一番仲良くする方法として、関わらないといってるように思えるのですがwww


用日事例ですが、、、
日韓新宣言に意欲 韓国補佐官「慰安婦、追加要求せず」  :日本経済新聞

【ソウル=峯岸博】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の側近である金顕哲(キム・ヒョンチョル)大統領府経済補佐官が1日までに、日本経済新聞のインタビューに応じた。今年が1998年の日韓共同宣言20年にあたるのを念頭に、10月の「新宣言」発表に意欲を表明。雇用の人材連携を活発にするため、入国管理手続き・査証の簡素化や社会保障制度の見直しなどで日本と連携する考えも明らかにした。

国際公約を守れない相手に対して、新たに宣言する必要はありませんし、変な協定などをなくしたほうがいいとしか思えないですwww日本が一方的に譲歩しての宣言であって、デメリットしかないわけですね。

とはいえ、「入国管理手続き・査証の簡素化や社会保障制度の見直しなどで日本と連携する考え」というのは一理あるのも事実だと思います。「入国管理手続き・査証の簡素化」というのは一律拒否、「社会保障制度の見直し」というのは、密入国特権の排除を意味しているのでしょう。ここらへんは日韓で連携できるように思いますがねwww

余命ブログの記事を紹介して締めとさせていただきます。

74 韓国住民登録法は日韓協調。エッ! – 余命三年時事日記