まずはこちらの件から。
稲田氏関与、残る疑念=文民統制に課題-特別監察:時事ドットコム

防衛省は28日、南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊の日報を陸上自衛隊が廃棄したと説明しながら保管していた問題で、防衛監察本部による特別防衛監察の報告書を公表した。保管されていた日報が非公表となった経緯に関し、稲田朋美防衛相が了承した事実はないと結論付けたが、稲田氏が報告を受けた可能性は認め、疑念を残す結果となった。また、陸自の主張に沿うような情報が公表前に漏れ、シビリアンコントロール(文民統制)の面で課題を露呈した。
稲田氏は28日、観察結果を公表した記者会見で「大変厳しい、反省すべき結果が示された。極めて遺憾だ」と述べた。ただ、陸自からの報告に関しては「受けたという認識は今でもない。あれば必ず公表するよう指導したはずだ」と強調した。
監察結果を受け、防衛省は黒江哲郎事務次官や岡部俊哉陸上幕僚長ら5人を懲戒処分にした。黒江氏は28日付、岡部氏は来月8日付で退任。稲田氏も監督責任を取るとして辞任した。
報告書によると、2月13日と15日に、陸自幹部が稲田氏に日報について説明。だが、陸自に日報データが保管されていた事実に関しては「何らかの発言があった可能性は否定できない」とあいまいな表現にとどめた。これについて監察本部は、陸自側と稲田氏の主張が一致しなかったためと説明した。
報告書では、日報の非公表は黒江氏の判断と認定。陸自内にあった日報データの取り扱いについて、黒江氏が岡部氏に「個人データであり、対外説明する必要はない」との方針を示した。

特別防衛監査の報告書は以下の通り。

・特別防衛監察結果 概要
http://www.mod.go.jp/igo/inspection/pdf/special04_summary.pdf

・特別防衛監察結果 報告書
http://www.mod.go.jp/igo/inspection/pdf/special04_report.pdf

PKOの日報問題で防衛相、事務次官、陸幕長が退任する事態となりました。正直なところ、情報統制の観点から問題があるのは否定は出来ませんが、それ以前にこういったことを問題視することが問題とも言えます。元々、日報の文言から始まった話だと思いますが、マスゴミなどが全て悪いのですが、自衛隊そのものを否定するといったどっかの国の手先か分からん輩に変な配慮するから起きた問題とも言えます。本来の意味では、誰も悪くないし処分されるようなことはしていないと思うだけに、このような時期にくだらないことで機能停止することが問題ともいえます。

沖縄、南西諸島の防衛に重要な南西航空混成団の南西航空方面隊への昇格や、防衛大綱の制定や改正防衛省設置法の施行などもありました。

航空自衛隊:南西諸島の部隊を格上げ 混成団から方面隊に - 毎日新聞
敵基地攻撃能力を=次期中期防、BMD強化も-自民原案:時事ドットコム

◇自民中間報告原案のポイント
一、敵基地攻撃能力の保有に向けた検討開始
一、イージス・アショアやTHAADの新規装備品を導入
一、防衛費はNATO加盟国のGDP比2%を参考
一、F35Aや潜水艦、護衛艦の機・隻数増
一、日本独自の早期警戒衛星の導入検討
一、自衛隊のサイバー攻撃能力保有

【改正防衛省設置法が成立】 背広組優位の規定を撤廃 - NAVER まとめ

実にくだらない話ですが、日報関係はこんなトコ。

・2016年
12/16: 防衛省が稲田大臣へ日報の文書を破棄したと報告
同日.: 稲田大臣が「再調査しろ」と指示
12/26: 防衛相の統合幕僚部に日報が「データ」状態で保管発覚
・2017年
02/07: 日報データを公開
( → ▼陸自側で同じデータを確認も「同一内容」だから公開する必要無し )
02/15: 「稲田大臣が日報の隠蔽を了承していた!」・・・と共同通信がイチャモン捏造報道w

実際は未チェックの日報データが出てきた程度の話で、そういったものを誰が防衛省内部から共同通信や文春などの反日マスゴミにお漏らししたかという問題に過ぎないです。当然、稲田氏が隠蔽に加担する理由など全くないが、就任からとは思いますが、稲田氏を誹謗中傷のような手口で攻撃を続けてました。

陸上自衛隊の問題もあるだろうし、背広組の問題もあるでしょう。背広組としても、稲田氏を失脚させたいという意図はあったかもしれません。適当に・・・。

【稲田朋美防衛相辞任】自衛隊員「裏切られた」 背広組と制服組の溝の深さに懸念の声も(1/2ページ) - 産経ニュース

【稲田朋美防衛相辞任】最悪の時期のトップ交代 統幕長人事で火種も(1/2ページ) - 産経ニュース

稲田氏周りに関しては産経新聞の記事も酷い部分もありますが、それはさておき、こういった攻撃に晒されながらも、やることはやってたと思うし、特別防衛監察の結果が出るまでは耐えて、自衛隊内のゴミ掃除と楔を打ち込むことが出来たわけだし、名誉の撤退と思いますがね。

あとは適当に・・・。

【稲田朋美防衛相辞任】「遅すぎる」… 自民落選候補からは恨み節 - 産経ニュース

自民都連の連中が落選したのを稲田氏のせいにしているようです。「遅すぎる」とあるけど、元々この件に稲田氏は関与しているとは思えないので、特別防衛監察の結果から判断するべきであって、稲田氏の失言で選挙に影響を与えたというのであれば、ゲスな連中としか思えないです。それだけ自民都連が嫌われてたのは事実で、そういう逆風の中で当選した候補もいるわけで、あら捜しをして正当化するような連中が何を言っても何も感じないんだよね。

【稲田朋美防衛相辞任】首相の情けが将来の芽も摘んだ 何度も更迭の機会ありながら逸した - 産経ニュース

首相の情けって??一連の流れを見ると、首相は稲田氏に対して、かなり厳しい対応をしたと思うんだけどね。敵からの集中攻撃を受けても、途中下車を許さなかったことから明白で、将来の芽を摘んだのではなく、自身の経験を踏まえて、稲田氏を育てようとした結果のように思います。ただ辞めても何もならないし、今後の為を考えたんだと思います。後継者になれるかという見極めも踏まえてると思いますね。


北朝鮮のミサイル関係。
北朝鮮が弾道ミサイル発射 約45分飛翔し日本のEEZに着水したもよう 菅義偉官房長官発表 - 産経ニュース

菅義偉官房長官は29日未明に記者会見し、28日午後11時42分に北朝鮮中部から弾道ミサイルが発射され、約45分間飛翔して日本の排他的経済水域(EEZ)に着水したもようだと発表した。菅長官は、現時点で航空機や船舶の被害情報は確認されていないと述べた。

また、菅長官は、北朝鮮による弾道ミサイル発射について「国連安全保障理事会決議への明白な違反だ。度重なる挑発行為は断じて容認できない。北朝鮮に厳重に抗議し、最も強い表現で非難した」と述べた。

一方、安倍晋三首相は29日未明、官邸で記者団に「北朝鮮がまたもや弾道ミサイル発射を強行したとの第1報を受けた。排他的経済水域(EEZ)内に着弾したとの可能性もある。この後、直ちに分析し、国民の安全の確保を第一に万全を期していきたいと思う」と述べた。

北朝鮮がミサイルを発射したようです。防衛相辞任で人事が混乱している時期も狙ってるかもしれませんが、イベント流し程度の感覚のように思います。深夜の時間帯の発射については、テストも兼ねてたかもしれませんね。

外国為替及び外国貿易法に基づく資産凍結等の措置の対象者の拡大について | 外務省

外務省の制裁ですが、少しずつ網にかけようとしてますね。8.10以降の反撃に期待しております。

気が向けば追記するかもです。。。