久々にぱよぱよ雑談ではないタイトル・・・(笑)今回はTPP関係です。といいながら、脱線&妄想記事ともいうwww

前回の記事は以下となります。

TPP関係|ぱよぱよ日記

まずはトランプ次期米大統領のTPP離脱宣言の件です。
TPP離脱を宣言=次期米大統領、就任初日に

【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は21日、動画メッセージを発表し、環太平洋連携協定(TPP)の枠組みから離脱する意向を、来年1月20日の就任初日にも議会や協定参加国に通告すると宣言した。大統領選の公約に掲げていたTPP離脱に言及したのは、選挙後では初めて。

日本などTPP参加国はトランプ氏に協定にとどまるよう働き掛けてきたが、同氏の決意は揺らがなかった。メッセージでは「TPPは米国にとって潜在的な災いだ」と主張し、就任初日に大統領権限で実施可能な政策の一つに、TPP離脱を挙げた。
トランプ氏はTPPに代わり「公平な2国間貿易協定を交渉し、雇用と産業を米国に取り戻す」と語り、米国の利益を要求しやすい2国間交渉に軸足を移す考えを示した。TPPが発効するには米国の批准が不可欠。日米など12カ国が署名し、アジア広域での連携を目指したTPPは発効が絶望的な状況となった。
安全保障政策では、米国のインフラをサイバー攻撃を含む全ての攻撃から守る包括的な計画を作成するよう国防総省と統合参謀本部議長に求めると述べた。また、不法移民の強制送還に向け、ビザ(査証)プログラムの乱用を洗い出すよう労働省に指示すると表明。原油や石炭の採掘、利用に関する規制も撤廃の対象となると訴えた。
一方、トランプ氏は閣僚人事や政権移行作業について「順調、能率的かつ効果的に進んでいる」と指摘。「本当に偉大で有能な愛国者と会談を重ねており、その多くは間もなく新政権の一画を担うことになる」と語った。

◇次期米大統領の政策骨子
一、環太平洋連携協定(TPP)離脱を就任初日にも通告。2国間交渉へ
一、サイバー攻撃含むすべての攻撃に対する包括防衛計画を作成
一、不法移民の強制送還に向け、ビザ(査証)プログラムの乱用を調査
一、原油や石炭の採掘、利用規制は撤廃検討(2016/11/22-11:29)

TPPの離脱についても検討というか、二国間の交渉とTPPと天秤にかけながら、米議会での批准は当面行わないといったところのメッセージと思われます。実際問題、多国間で同じルールを適用するよりは、利害関係が一致していない以上、二国間の交渉の方が、Win-Winの観点からもいいといった一面はあります。多くの国が同じルールでやれというのもどうかと思うし、社会実験としての失敗例としてEUとかいうのがある。イギリスはEUに加盟しながらも通貨は統合しなかった理由や離脱を表明することになった理由についても、トランプ氏がTPPの離脱と根本的な理由は一緒と思います。移民問題でもあり、歪んだグローバリズムとか新自由主義などの共産主義の亜種への反発も背景にあるかと・・・。ビジネスに置き換えた場合、トランプ氏は実業家出身というのもあるので、自社が不利になるような協定自体があり得ないという考えもあると思います。こういった発想も大事なわけで、自国の国益のために自国が不利になるような事をやるべきではないというのは一理あると思います。外交というのは、エゴの押し付け合いといった一面もあるわけで、そこに綺麗事など存在はしませんので・・・。

あと、トランプ氏の公約として、「雇用と産業を米国に取り戻す」とありますし、トランプ氏が当選した背景として、企業が人件費削減の名目で不法移民を安い賃金で雇うことで、アメリカ人の雇用条件の悪化を招いて、中間層崩壊といった事情にあります。産業についても、人件費目的で海外への産業移転といった事情もあります。そういう意味では、アメリカは日本以上に産業の空洞化している状況だし、経済状況や国内事情については、日本以上に深刻な状況と思います。メディアについても日本と大して変わらないし、パヨクが暴れまわっており、ポリコレによる差別是正の名の下にノイジーマイノリティが通ってる状況であるのは、日米共通の課題なわけです、ハイ。分かりやすい部分としては、不法移民の件についても日本と同じだと思います。日本で置き換えると日本では認められていない偽装帰化を含む二重国籍や偽名の輩も不法移民に属すると思います。こういった連中を強制送還することに何の問題があるの??と思いますし、日本もアメリカも共通していえることは、正規の手続きを踏んで、法律やルールを守る人を排除の対象にあげてはいないことです。トランプ氏の公約として、「不法移民の強制送還に向け、ビザ(査証)プログラムの乱用を調査」とありますが、こんなのは当然の話で、ビザの悪用など放置するほうが法治国家として問題があると思うけどなww


かなり脱線しましたが、TPPの議論で排除出来ないのは、財界は推してるが、国民は拒否しているということです。こういった協定というのは、それぞれの立ち位置でのパワーバランスの話であって、財界が得することを国民が支持するとは限らないし、逆も然りの話でしかないです。現に日本の場合でもTPP推進は経団連程度でしょうしね。何かを変えるというのは、利益を得るものと不利益を被るものというのが存在することを意味します。だったら何を目的に変える必要があるのかという論点は重要です。理論的に納得できるメッセージを打ち出すことが出来ればそれでいいと思うが、多くのパターンでそのメッセージはレッテル貼りなどの詭弁になることが多いというのも、一種の様式美の世界でもあるwww平成の開国あたりは分かりやすいかもね(笑)これがGDPでも本質は一緒だし、GDPを上げることだけが重要ではなく、あくまで質も重要であり、その匙加減次第だと思います。結局はバランスの世界であって、平等思想というのは共産主義の思想でもあり、第二次世界大戦や冷戦の本質は、亜種を含めた共産主義との戦いであると思います。個人的にこれらは連続しているのと、所謂、戦後レジームにも繋がる部分でもあり、戦後レジームの本質は悪平等にあると思います。