本日の余命更新情報です。

594 ハンドブック⑫


本日は選挙関係を少し・・・。
「参院選の前哨戦」衆院2補選告示

夏の参議院選挙の前哨戦となる、衆議院の北海道5区と京都3区の補欠選挙が告示されました。選挙結果は、衆議院の解散戦略を含む安倍総理大臣の今後の政権運営に加え、各党の選挙協力にも影響を与えるものとみられ、激しい論戦が繰り広げられる見通しです。

衆議院北海道5区の補欠選挙は、自民党の前衆議院議長が、去年、死去したことに伴うもので、立候補したのは、届け出順に、▽自民党の新人で、公明党、日本のこころを大切にする党、それに地域政党の新党大地が推薦する、元商社社員の和田義明氏(44)、▽無所属の新人で、民進党、共産党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたちが推薦する、社会福祉士の池田真紀氏(43)の2人です。

衆議院京都3区の補欠選挙は、前回、自民党で当選した元議員の辞職に伴うもので、立候補したのは、届け出順に、▽日本のこころを大切にする党の新人で、新党改革が推薦する、元派遣社員の小野由紀子氏(37)、▽無所属の新人で、医師の田淵正文氏(57)、▽諸派の新人で、幸福実現党京都府本部副代表の大八木光子氏(31)、▽おおさか維新の会の新人で、元党本部職員の森夏枝氏(34)、▽民進党の前の議員で、社民党が推薦する、党京都府連会長の泉健太氏(41)、▽無所属の新人で、元学習塾講師の郡昭浩氏(55)の6人です。

北海道5区の補欠選挙については、自民党候補の即当確の可能性が高いのですが、京都3区の方は、おおさか維新の会か民進党(民主+維新)の二択かな。前提として、北海道については、自前の候補を民進党(民主+維新)や共産党などから擁立していないわけで、最初から勝負を諦めてると見ていいが、党名ぶら下げても選挙にはならないというのは自覚してるのかもしれません。京都3区については、泉健太は当選回数5回の議員なわけで、与党の足並みを合わせることが重要で、与党としては分が悪いと思います。

北海道については、最強の自民党応援団が支援してくれるようだし盤石ですが・・・w
衆院道5区補選 シールズが池田氏支援

4月の衆院道5区(札幌市厚別区、石狩管内)補欠選挙で、安全保障関連法に反対する若者グループ「SEALDs(シールズ)」は20日、民主、共産など野党5党が推薦する無所属新人の池田真紀氏(43)を支援する考えを表明した。

シールズの中心メンバーで明治学院大4年の奥田愛基(あき)さん(23)が札幌市厚別区で行われた池田氏とのトークイベント後、記者団に答えた。池田氏について「市民の動きにちゃんと応えようとしている。安保法制に反対する理由も生活の実感に根ざしている。心から推せる人だ」と評価した。

志位るずは敗戦フラグだし、大阪自民も志位るずが応援して負けたわけで、その効果は絶大なわけです、ハイ(笑)京都3区の鍵は、民進党の泉健太を志位るずが応援するかどうかだと思います。組織票&当選5回は甘く見ない方がいいと思いますよ。


ここから参院選 or W選について触れておきます。ここは赤峰和彦氏の記事を紹介します。

選挙予測(1) 民進党の参議院選挙分析 コラム(160)
選挙予測(2) 参議院議員選挙全般の情勢 コラム(161)
選挙予測(3) 衆議院総選挙の予測 コラム(162)
選挙予測(4) 民進党の生きる道 コラム(163)

当落予測一覧については以下となります。

◇参議院



◇衆議院




内容を見る限り、おおさか維新を持ち上げてる形なのと、組織票&不正選挙を考慮していないことから、ここまで楽観的な結果にならないと思われます。選挙区は厳しいけど比例である程度は確保すると思います。投票率が重要ですが、参院選だけだと50%程度、サプライズのないW選であれば、60%程度が予想ラインですかね。有権者にとって、何かの風が吹かない限りは、無党派が投票する可能性は低いわけで、郵政民営化とか政権交代みたいなB層(BAKAの略??)選挙でなければ、高投票率は期待出来ません。

投票率のデータは以下となります。

国政選挙の年代別投票率の推移について



これらのデータを考慮すると、野党壊滅といった一方的な展開になる可能性は低いと思います。組織票だったり個人票は甘く見てはいけないし、現実路線を考えると、参院選で自民党の単独過半数の議席こそが重要であって、W選というのは安倍首相降ろしのトリガーになりかねないというリスクもあると思います。あとW選をやったところで憲法改正は現実的ではないわけで、日本人にとって本当に必要な憲法改正というのは、今の枠組みだと、最低限でも自民党の衆参両院の2/3以上の議席の確保というのが前提となります。次の2019年の参院選までに除鮮を終わらせて、創価学会を潰すことで初めて本来の憲法改正の議論が出来ると思いますね。